意識高すぎ専門用語一覧表をクリエイトした名古屋人のありがた迷惑備忘録
仕事をクリエイトしたり、人間関係をクリエイトする際のコミュニケーションの必須アイテムやっぱりコトバですよね。
とりわけ専門用語って、プロ意識や仲間意識を盛り上げてくれますよね。
きょうは僕がリクルートに在籍していたときに使っていたカタカナ語をいくつか紹介してみます。もはや意識高いとかではなく意味不明だったワード中心にピックアップしました。
どえりゃあ載せたるで、覚悟しときやあ!!(名古屋弁)
レボ
上司:「今週レボの時間とって」
リクルート入社初日にいきなり言われたワード。
上司との振り返りや、今後の行動を共有したりする時間のこと。この時間を通して自らに変革(レボリューション)を起こすという意味から「レボ」と名付けられたらしいです。慣れると「レボしよ」って普通に言えるようになります。※社外では通用しません。
アスピ
アスピレーション(向上心)の略。
例えば「アスピ目標」だったら「(出来る出来ない置いといて)こんだけ数字作ります!」みたいな感じです。営業MTGでは飛び交ってました。
しかしながらイケイケな目標(無謀な数字)を言うと「え、それどうやるの?お前バカなの?」って詰められます。ちなみにリクルートにはヤクザ文化な面もあるので、詰められ方はヤバめです。
フィジビリ
上司「フィジビリでやってみたら?」
フィジビリスタディ(実験)の略。とりあえず実験的(フィジビリティ)でやってみたら?的な感じのワード。元リクルートの人がいる会社だとよく使われていたりするけど、世の中的にはほとんど通じないです。社外で使うと「フィジビリ…?」って顔されます。
SNHR
「先輩内定者ひっぱりルート」の略。
内定者から優秀な後輩を紹介してもらって採用するルートのこと。メールとかでSNHRって書かれます。採用時期にはよく見るワード。
オブリ
Obligation=必達事項のこと。
「おごり…?」って聞き直したことがあります。必ずやれということです。
ZD
「Zero Demand」の略かと思いきや「全然ダメ(Zenzen Dame)」の略。営業部などで、効果がなかったことを指すときに「ZD」と言います。
ジャストアイデア
同僚「これ、ジャストアイデアなんですけど」
重苦しい空気の会議中に突如登場する「ジャストアイデア」。カッコ良く聞こえるけど単に「思いつき」のことです。「これ思いつきなんですけど」って言ったら黙れって言われそうだけど、ジャストアイデアっていうとみんなが聞いてくれるから不思議。
テルクリ
上司「今日何件テルクリ(テレクリ)した?」
テレフォンクリーニングの略。新規開拓をする時、リスト化された企業へ電話してアポイントを取ることを言います。これはあまりメジャーではなかったかも。
ブレストベース
「ブレストベースで出そう!!!!!」
みんなで適当に発想してアイデア出そうぜみたいな感じ。
ブレストはブレインストーミングの略。参加メンバー各自が自由にアイデアを出し合い、互いの発想を利用してアイデアを生み出そうという思考法のこと。
ちなみに、「ブレスト」でググると平泳ぎ(breaststroke:ブレスト)ってのも出てきます。会議中にググった僕は「平泳ぎ…?」ってなりました。
バジェット
上司「ここどんくらいバジェットあんの?」
「予算あるなら早く売上取ってこい」という意味です。バジェットはそのままの意味で「予算」。カッコイイ!って思って客先で「バジェットについてなんですが」って言ったら通じなかったから日本語の方がいいです。
エビデンス
「お前それエビデンスあんの?」とか言われます。
証拠あんの?という意味。最初から日本語で言った方が早いと思いますが、エビデンスは証拠のこと。よく使われるのでしっかり覚えておきましょう。
アジェンダ
「議題」のこと。リクルートに入社した初日の研修で「今日のアジェンダなんですが」って言われてああもうついて行けないと思ったワード。
アジェンダの意味がわからない人はアジェンダというワードが気になってアジェンダの中身が入ってこなくなります。
フィックス
確定する、決定するという意味。
「先週のあれってもうフィックスした?」みたいな感じで使われます。これは他の会社でもよく聞きます。
いずれのワードも使うのは自由ですが、伝わらないことには意味がありません。また、自分自身もちゃんと意味を理解した上で使わないと、恥ずかしい感じになってしまったりかえってご迷惑をお掛けしてしまうのでお気をつけください…。